敷地南側に線路土手と六義園を控える、という立地を活かし、

すべての住戸において豊かな眺望の得られる重層長屋を考えた。

南側の大きな開口部を実現するために、

構造耐力上必要なXY方向の内壁を平面の凹凸として積極的に組み込むことで、
ワンルームでありながらも多くの異なる場所が存在するような住戸平面をつくっている。

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また平面上の凹凸だけでなく、
床・天井の高低差やスキップフロアなど凹凸のある断面構成を取り入れることで、
ひとつの住戸のなかにより多くの居場所が見つけられるような空間を目指した。

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事業主　　：　シマダアセットパートナーズ

構造設計　：    ロウファットストラクチュア
外構設計　：　TREEFORTE inc.
施工　　　：    解良工務店
用途　　　：    長屋
構造・規模：    木造　地上3階
敷地面積　：    286.02 ㎡
建築面積　：    155.71 ㎡
延床面積　：    461.93 ㎡

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​​写真　　　：　小出薫